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和代がスポーツジムから家に帰って、シャワーを浴び、出ようとしてドアを開けたとき、目の前に立っていた実の息子に抱きつかれた。「ッ!ナニッ?ナニっ!ナニッ!」と、叫びながら、(…ああ、そうか、風邪で学校休んでいたんだ、息子は…)と思った。その場はなんとか息子を押しかえして、寝室へ逃げてきたが、息子は追いかけてきた…
寝室まで追いかけてきた息子は、人が変わったような形相で和代を睨むと、「アンタっ、浮気して来たんだろうッ?!」と叫んだのだ。なんのことか和代はさっぱりわからない。また息子はズンズン和代の側に寄ってくる。はじめて和代は恐くなった。息子の手が伸びてきて、体に触ろうとするので、平手で息子の頬を強く叩いた…
この家庭内の些細な出来事は、息子の母親に対する誤解が解けて、解決したかのように思ったが、親子の意識は以後変わってしまう。実の親子から、男と女として相手を見る意識が、互いの気持ちに入り込んでしまった。 息子の良夫の、実母が浮気して父親以外の男に抱かれているという妄想は、実母の裸身の残像となって、いつまでも消えない。 和代は息子の誤解が生んだ妄想の行き着く先を恐れていた。誤解が解けても、一旦息子の眼の中に宿った、自分への欲情の光りが消えないからだった…
海外勤務の夫は、この暮れには一時帰国できそうだと言ってきた。 和代は嫁入り道具の開かずの箪笥を開けた。和代の母が娘の嫁入りに一通りの着物を持たせてくれたが、二十年以上開けたことがなかった。このお正月用に、着物をほどいてこたつ掛けを作ってみようと思った。娘でも居れば持たせてやれるが、持っててもしょうがない着物とは言え、糸をほどき始めると心の中がチクチクと痛んだ…
日本人でありながら、なにも知らなかった着物が持つ奇跡に和代は驚いた。こたつ掛けにしようと大判の絣柄を解いてみたら、一枚の反物に戻ってしまった。その解いた反物に、一針一針と、亡き母を思い出しながら縫い合わせていくと、和代の指先が細かく震えてきた。 (…ッ!ダメよ!ダメよっ!…)と、和代の心が悲鳴をあげた。 心の震えは指先を振るわせたまま、大粒の涙もポトポトと絣に落とした。 (…実の親子なのよッ!アナタと私ッ!ダメよ…)…
この時、和代の天命を司っている心臓が悲鳴を上げた。あり得ないことが起こる予感を感じた。和代の受胎器がはっきりと相手を特定して、疼き出したからだ。心臓はその善悪を判断できない。実の息子を受け入れようとしている、母体の臓器軍に加勢はできない。可と言って、女としての血熱を絶やすべきでもない。心臓があげた悲鳴は和代の涙で、一時は鎮まり落ち着きを取り戻したかにみえた…
クリスマスの前日に、ようやく手縫いのこたつ掛けが完成した。 こたつを備え付けた和室に、和代に着られることのなかった着物が散乱している。 すでに全裸になった親子は四肢を絡めて、真昼の影絵のように肢体を動かしている。 親子の股間が繋がり、一時真昼の静寂がさらに濃くなったと思ったら、室内の熱気が一気に高まった。和代があげる善がり声は、低い低音が長くつづき、甲高く鋭い悲鳴に変り、僅かな窒息死の無音状態を経てから、部屋の壁を突き破るほどの咆哮が起こり、堕ちていた…
この親子は、はじまりと終わりが同じ舞を三幕繰返し、終幕に入ったが、実母和代の神明を司る肺臓が心の拠り所となっていた。 だからか、激しく繰り返した母子交合で、息も絶え絶えになったのは息子の良夫の方で、母和代の息は上がっていない。和代の天命と神明さえ隷従させた受胎器は、まだ熱をもったままで、受胎確率を上げるため、もっと濃い精液を求めた。それで、裸身を起した和代は息子の股間に顔を降ろし、息子の陰茎を握って口に含んでいるが、自分では何を目的に、何をしようとしてるのかという意識は皆無だった…
和代の口と舌で、息子の萎えた陰茎は回復した。その屹立した勃起に和代は腰を落としていった。息子は死んだように身動きひとつしない。 和代の裸身は陽炎のように、ゆったりと時間を掛けて、息子の腰の上で揺らめいた。 やがて、絞り尽くすような強い吸引力で、息子の樹液の最後の一滴まで吸い込むと、和代の母の怨念が、母体の受胎器から消えていた。 なぜなら、和代の受精卵が、自分の性別を女として夢見はじめたからだ、イブ2007…
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- 2007/12/20(木) 18:05:59|
- 母子相姦|
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